革の魔術師、天才アルティジャーノと称された故ステファノ・ベーメル氏の工房立ち上げ初期モデル。 コアなファンにとってはバイブル的存在のストレートチップです シンプルを極めたモデルでステッチが2重になっている初期型です ベーメル氏が夭折された今となっては彼の息吹を感じられるロットとして非常に貴重な一足と言えるでしょう。 ベーメルの名作601、201と並んでベーメルコレクションのデビュー期を支えたモデルです 創業当時、ありえないとか、絶対に採算が取れずに倒産するとかいろいろと言われていた時期の製品で、今こうしてみても20万円程度の価格では採算をとるのは本当に難しいと感じさせるほど。 素人でも手が掛かっていることが容易に分かります。 プレタポルテでありながら、その枠を遥かに超えた丁寧なつくりが素晴らしいです 評価が高まる前の立ち上げ初期でこそ定価は20万円程度でしたが、ベーメル存命期のロットとあって今のマーケットでは完全な新品なら定価をはるかに上回る50万円を超える価格で流通しているプレミアなブランド それを抜きに考えても他のブランドではビスポークでしか見られないようなハンドラスティング、細かいウィール、シームレスヒールなど、通常のプレタポルテでは採用されないような超絶技巧がテンコ盛りの素晴らしいシューズです また、アッパーに使われる素材も最高級です。素材に対する拘りは＜革の魔術師＞といわれたベーメルの最大の特徴ですが、 こちらもご多聞に漏れず手の込んだ仕上げが施された超肉厚のカーフで大変素晴らしいものです。 創業者のStefano Bemer氏は残念ながら若くして逝去されましたが、同氏の魂が生き続けるシューズは今後ますます貴重なものになっていくでしょう。 もともと流通量の少ない貴重なシューズでしたが、オークションでも最近はほとんど見かけなくなりました。 特に、こちらはベーメル氏が生前のもので、クォリティーもひときわ高かった時代のロットです 【素材】　ハイグレードカーフ 【カラー】　バーガンディ　　 【サイズ 】表記：消えてしまっていますが　40　 ＊日本の革靴サイズで25ｃｍくらい、UK6.5くらいです 【 実寸 】 ソール最大長：28.5　最大幅：10.5　＊㎝ 【付属品】無し　写真のツリー、ＢＯＸは付属しません